【2015/10/29】海辺のグランドデザイン(素案)に対する意見

10/3の海辺のグランドデザイン素案の説明・市長の出前トークに参加し、意見も伝えたのですが、更に具体的な提案をしてみました。 せっかくなのでその内容を、掲載します。 1.浜の歴史、スナメリや貝などの解説文・標本等の常設展示が行えるボランティアセンターの設置 10/3の市長の話にもあったが、同じ千葉市民が浜のことを知らなさ過ぎる。 そこで、せめて浜に来た人には、もっと良く浜のことを知り、利用してもらいたい。 そのため、以前あった管理事務所のようなもので、市民の写真展などの簡単なイベントが開催でき、浜に遊びに来た人が気軽に休憩に立ち寄れる、自販機とトイレと展望台を備えたボランティアセンターをつくってもらいたい。 そこには、浜を良く知ってもらうための、以下の機能を持たせるようにする。 ・浜の歴史やそれに繋がる貝類等の常設展示 ・周囲や蜃気楼の展望情報公開 ・現在の浜の環境情報や危険性物情報公開 ・スナメリや貝類を初めとする自然回復指標となる生き物の目撃・確認情報の収集場所 2.風力発電を利用した青潮対策及び鉄鋼スラグ使用による青潮発生要因の解消と、藻場の形成 現在、毎年何度も発生する青潮のために、水質浄化を行う貝類等が大きく育たなくなっている。浜を活用するためには、青潮対策が必須である。 方法として、突堤外側に海底に這わせたエアーチューブとアマモの育成のベースとなる簡易魚礁を合わせて、水中酸素濃度計による計測で貧酸素状態…

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【2015/10/25】黒住先生講演会報告

大変遅くなりましたが、10/11に開催された、黒住先生講演会 「稲毛海浜公園で見られる貝類について」 の報告です。 配布資料にある16種の貝を中心にお話をされました。 ここでは、あまり詳しく書くことは出来ませんが、これから私が話しをする時に参考になたことを少し。 ・二枚貝のオスとメス:形では判別できないそうです。ただし、16種の中にある外来種のシマメノウフネガイは、小さい頃はオスで、大きくなるとメスになるそうです。 ・検見川の浜では、よく採集されるイボキサゴの貝がらですが、東京湾内でも小櫃川河口あたりでは生息しているとのこと ・東京湾で一旦絶滅したと言われているバイは、回復の兆しを見せているそうです。 ・検見川の浜で採集できる貝がらのミルクイ。これは、高級すしネタ「みるがい」ですが、もう少し手が届きやすいのが「白みる」と呼ばれるナミガイ。これも採集できます。そして、最近100円寿司でも「黒みる」と呼ばれるものが出ているそうです。これは、アメリカナミガイだそうです(さすがに検見川では採取できません)。これらの貝は、みな深く潜っているため、呼吸をするため水管を長く伸ばすので太く大きい水管を持っています。そして、その水管をいただきます。今はまだ安い「黒みる」見つけたら今のうちに食べておいたほうが良いとの情報でした。 その他、貝塚に出てくる貝と、今食べている貝との違いなど、面白い話をたくさんお聞きすることが出来ました。 さて、そのほか質疑応答でいくつか話題があがりま…

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【2015/10/11】黒住先生講演会 「稲毛海浜公園で見られる貝類について」

本日は残念ながら雨ですが、以下の講演会は、予定通り実施します。 是非ご参加下さい。 10月11日(日) 13:30~15:00 稲毛記念館映写室 稲毛海浜公園で見られる貝類について  講師: 千葉県立中央博物館 主任上席研究員 黒住耐二 当日先着50名 対象:一般 参加費:無料 http://www.cga.or.jp/004013/00evnt.html

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