【2015/10/25】黒住先生講演会報告

大変遅くなりましたが、10/11に開催された、黒住先生講演会 「稲毛海浜公園で見られる貝類について」 の報告です。 配布資料にある16種の貝を中心にお話をされました。 ここでは、あまり詳しく書くことは出来ませんが、これから私が話しをする時に参考になたことを少し。 ・二枚貝のオスとメス:形では判別できないそうです。ただし、16種の中にある外来種のシマメノウフネガイは、小さい頃はオスで、大きくなるとメスになるそうです。 ・検見川の浜では、よく採集されるイボキサゴの貝がらですが、東京湾内でも小櫃川河口あたりでは生息しているとのこと ・東京湾で一旦絶滅したと言われているバイは、回復の兆しを見せているそうです。 ・検見川の浜で採集できる貝がらのミルクイ。これは、高級すしネタ「みるがい」ですが、もう少し手が届きやすいのが「白みる」と呼ばれるナミガイ。これも採集できます。そして、最近100円寿司でも「黒みる」と呼ばれるものが出ているそうです。これは、アメリカナミガイだそうです(さすがに検見川では採取できません)。これらの貝は、みな深く潜っているため、呼吸をするため水管を長く伸ばすので太く大きい水管を持っています。そして、その水管をいただきます。今はまだ安い「黒みる」見つけたら今のうちに食べておいたほうが良いとの情報でした。 その他、貝塚に出てくる貝と、今食べている貝との違いなど、面白い話をたくさんお聞きすることが出来ました。 さて、そのほか質疑応答でいくつか話題があがりま…

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